解散惜しみ大盛況

2024-10-18 掲載

(北見市/文化)

北見菊人形着付の会が最後の展示

代表「大成功、感謝の気持ちでいっぱい」

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 きたみ菊まつりで35年間、菊人形を制作してきた「北見菊人形着付の会」の解散展がこのほど、北見市内の河西ぼたん園で3日間にわたって開かれた。会場は解散を惜しむ大勢の人達で賑いをみせた。

 同会は、菊まつりで展示する人形制作を目的に、1990(平成2)年に結成。多い時で約20人が所属し、まつりを陰から支え続けてきた。

 園内にある建物「サロンdeぼたん園」には、同会の代表らが、菊の生花を使い、まるで着物を着たように〝着付け〟した紫式部と藤原道長がモデルの2体の菊人形を展示(写真)。来場者は菊人形を感慨深げに見つめたり、中には涙を流す人の姿もみられた。

 このほか会場では、フルートやオカリナ、ハーモニカなどを自由に演奏するストリートコンサート、フリーマーケット、玉ねぎアート体験などさまざまなイベントも行われた。

 代表は「解散展は大成功だったと思います。たくさんの方達に来ていただき、感謝の気持ちでいっぱいです」と話していた。(菊)

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  • 菊人形

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