「北見友の会」展示パネルより
「共働き この慌ただしさ どうのりきる!?」をテーマに、「帰宅後」「夕食準備の工夫」「ホッとするとき」の3項目で会員7人の日ごろの様子を表に掲載。その中から一部をちょっと紹介します。
【帰宅後は】
ようこさん パート 高校生1人 中学生1人 小学生1人
「子どもの習い事の送迎。8時すぎの食事。料理と洗濯を並行。娘と料理を、話も聞く」
まきさん フルタイム 高校生1人 小学生1人 夫
「夕食を作りながら次の日の下ごしらえも。スマホのチェックに時間がとられることが多い」
【夕食準備の工夫】
まゆみさん フルタイム 中学生1人 小学生1人 夫
「何日分かのメイン料理を考えてまとめて買う」
けいこさん パート 夫と母 子どもは遊学中
「昼食後に焼くだけ、揚げるだけまで用意しておく」
りえさん フルタイム 夫 娘
「娘にまかせる。夫が休みの時は夫が作る。私が休みの時は私が作る」
のぶこさん フルタイム 夫 子どもは遊学中
「遅くなる時は夫に頼む」
【ホッとするとき】
たえさん 自営業 中学生2人 小学生1人 夫
「子ども達が楽しかった事を話してくれた時。夫がご飯を炊いてくれた時」
帰宅後の過ごし方はやはりほとんどが大忙し。2023年の総務省統計局の労働力調査によると、夫婦共働きが約1200万世帯を超え、専業主婦世帯の約3倍になっています。同会では「少しずつでも夫や子ども、家族を上手に家事に巻き込んでいけたらいいのではないでしょうか」と話しています。
パネル展ではこのほか、共働きの家計管理(費目で分ける、互いの収入すべて家計にいれる、それぞれ一定額家計にいれる)や45年付け続けた会員の家計簿、大学と専門学校に進学した子ども達の教育費や生活費のグラフなど、生活に寄り添った内容の展示が行われました。
また、「くらしと環境のパネル展」は、来年1月10日~21日に置戸町図書館でも開かれます。
友の会は、雑誌「婦人之友」の愛読者により、1930年にジャーナリストで教育者の羽仁もと子さんを中心に誕生した、家事や家計を学び合う全国的な団体。婦人之友社が発行する家計簿は今年で創刊120周年を迎え、またクラウド家計簿も人気。
同会の問い合わせは北見友の会(0157-31-7077、火・金曜日の午前9時半~午後1時)へ。