置戸高校2年生9人がこのほど、北見東相内中学校を訪れ、点字やパラスポーツのボッチャなどの体験コーナーを通じ、東相内中2年生49人と交流した。
置高2年の女子生徒が「後輩達に福祉について知ってもらいたい」と、母校である東相内中での福祉活動体験交流を提案し、実現した。
置高生は車椅子の乗車や操作、点字打ち、ボッチャ、高齢者疑似体験の4つのコーナーを用意。高齢者体験では中学生が、手足に重りや視野が狭くなるゴーグルを装着して折り紙や文字を書いたりし、高齢者への理解を深めていた。
女子生徒は「お世話になった担任の先生達の前で福祉体験をしてもらえてよかった」と話し、後輩達に「福祉について知っているのと知らないのでは大きな差があると思う。知っているだけでできることはたくさんあるので、この経験を今後に生かしてほしい」とメッセージを送った。(理)