北見商工会議所と北見市はこのほど、市内の小中学生の職場体験学習などに役立ててもらうため、市内の企業と介護事業所などをそれぞれ紹介する2種類のリストを作成し、同市校長会に寄贈した。リストはデータ化して市内の小中学36校に配布。今後の体験学習に活用される。
北商と市介護福祉課はリスト作成に先立ち、加盟企業、介護事業所へ体験学習などの受け入れ可否を問うアンケートを実施。賛同を得られた67企業、11介護事業所の業務内容や生徒の受け入れ可能時期、人数、問い合わせ先をリスト化した。
この日、舛川誠会頭らから校長会を代表してリストを受け取った東相内中の喜多哲也校長は「今まではゼロベースで企業への問い合わせなどを行っていたため、準備がとても大変でした。今回いただいたリストがあればスムーズに学習を開始することができます。ありがとうございました」と感謝を述べていた。(結)