紙袋で作ったランタン約500袋に明かりを灯すイベント「きたみ紙袋ランタンまつり」が25日、北見市民スケートリンク場の一角で開かれた。優しい光が辺りに広がり、幻想的な一夜で北見の冬を盛り上げた。
市内のみよし小規模保育園nico理事長の伊藤綾子さんが中心となって開いているイベントで今年で5回目を迎える。地域と協力しながら年々規模が大きくなっており、今年は協賛の「ハリカ北見店」から数多くのろうそく提供を受けた。
ランタンは同園の園児をはじめ、これまで開催してきたワークショップやボランティアらの手によって制作。紙袋の中のろうそくに火がともされると、切り紙やシールなどを貼って付けた模様が浮かび上った。
点灯した約2時間の間、多くの人が来場し、スマホなどで記念撮影を楽しむなど寒さを忘れて楽しんでいた。 (理)