美幌地区交通安全協会の冬道安全運転教室が21日、美幌自動車学校で開かれ、参加者が学校のコースに設けられた雪のわだちなどの走行を体験した。
冬の交通事故を防ぐための運転技術を身につけてもらおうと毎年開催。20代から80代まで17人が参加した。
はじめに美幌警察署交通課の署員が講話。署員は「急ハンドル、急発進など『急』がつく操作をせず、じんわりと車を動かしてください」と話した。
この後、教習指導員が乗る教習車でコース脇に設けられたアイスバーンや雪のわだちを運転した。
わだちでは、雪しぶきを上げて運転する参加者も。昨年、約20年ぶりに運転を再開したという兵庫県出身の千葉美衣子さん(44)は「雪道は今季が初めてなので、怖かったです。事故なく過ごしたい。教室ではABSの仕組みや効果を実感できました」と話した。 (浩)