北見中央小学校ブラスバンド部のニューイヤーコンサートが1月25日、北見のぞみ幼稚園で開かれた。在園児をはじめ、卒園児や同部関係者、地域住民らが来場し、リズムをともに刻んだり体を揺らしたりと、みんなで音楽を楽しんだ。
中央小とのぞみによる幼小連携の一環で初めて企画。同部に卒園児が在籍している縁から園児と児童との交流機会を増やし、互いを知る機会にしようと開かれた。
コロナ禍で慰問活動が途絶え、人前での演奏機会が少なくなった部員達はやや緊張気味だったが、オープニングの演奏曲から手拍子が起こり、一気に和やかな雰囲気に。小さな子にも馴染みのある曲を中心に6曲を披露した。
コンサートの途中、子ども向けに打楽器体験タイムも設けられ、子ども達が部員達に教わりながらヴィブラスラップやギロなどの楽器に触れた。
懐かしの園舎での演奏を終えた卒園児の5年女子生徒は「思った以上にたくさんの人が聞いてくれてうれしかった。頑張って練習したかいがありました」と話していた。 (理)