津別中学校の生徒8人が1月9日から14日まで、津別町の交流事業で友好都市、台湾の二水郷を訪問した。8人は27日、役場で佐藤多一町長らに「外国の文化を学ぶことができました。また行きたいです」などと報告した。
8人は工藤柚希さん、仁義蒼栄くん、長瀬めいさん、辻苺美(まいみ)さん、芳賀幹太郎くん、宮内仁衣那さん、柳瀬壮甫くん(以上2年)、山上真太朗くん(1年)。5泊6日の事業では、現地の二水国民中学校で授業に参加し、学校の寮に2泊。自転車で郷内を見学した。後半は台中市や台北市を観光した。
授業では、縁起の良い言葉を赤い紙に書き、旧正月に門や玄関に張る「春聯(しゅんれん)」の制作を体験。学校にあるボルダリング設備で現地の生徒と交流した。
帰町式で生徒たちは訪問に感謝の言葉を述べ「台湾の皆さんは何でもこちらが理解するまで優しく、丁寧に教えてくれました。今回は食べられなかったが、今度行くときは臭豆腐を食べたい」「台湾と日本の明治時代からの関係について学べたのが良かったです」などと報告。会話時にスマホの翻訳機能が役立ったといい「伝わった時が快感でした」「アニメや音楽について話すことができました」などと笑顔で振り返った。
佐藤町長は「短い滞在だったと思うが、また行きたいと感じたと思います。皆さんがいろいろ学ぶことは、私たちもうれしい。これからも頑張って」と激励した。 (浩)