子ども達に火災予防を呼びかける、北見地区消防組合消防本部の「防火豆まき」が3日、北見市内3つの幼稚園などで行われた。
北見大谷幼稚園では2~5歳児111人が、鬼のお面をかぶって集合。節分にちなんだ歌を歌ったり、紙を丸めて作った〝豆〟をぶつける練習などをしていると、突然赤鬼と青鬼3人が登場した。
逃げる子、驚いて泣き出す子、果敢に豆をぶつけにいく子と、子ども達は大混乱。豆をぶつけられ続けた鬼は降参し、先生に手紙を渡した。
手紙には、火事の怖さを伝えるとともに「お母さんやお父さん、先生のいうことを聞いていい子にしていてね。火事を起こさない約束を絶対に守ってね」と書かれており、子ども達は鬼に火遊びをしないことなどを誓った。
年長組の園児は「(鬼は)ちょっと怖かった。ストーブの近くに紙とか置かないようにしたい」と話していた。
このあと、北見マリア幼稚園、太陽保育園でも行われた。 (菊)