北見相内中学校文化部の3人が、3月29日に東京で開かれる「第46回全日本リコーダーコンテスト」に出場する。部員達は7日に市役所を訪れ、2年連続4度目の大舞台に向け、武田雅弘副市長に抱負を語った。
出場するのは長尾悠里部長(2年)、荒町桜李(いおり)くん(同)、横山民桜さん(3年)。1月に江別市で開かれた全道リコーダーコンテストの中学・合奏の部で、金賞と優れた演奏をした団体に贈られる会長賞を受賞し、全国推薦を獲得した。
演奏曲はモーツァルトの歌劇ドン・ジョバンニの「お手をどうぞ」による変奏曲。夏ごろから練習を重ね、表現力に磨きをかけてきた。全国に向けては、さまざまな表情を見せる変奏曲ごとのイメージや音色を合わせ、完成度を高めたいとしている。
長尾部長は「全国では金賞、さらには最高賞の花村賞を取れるよう頑張りたいです。緊張すると思いますが演奏は一度きり。悔いのないよう堂々と演奏し、私達らしい音楽を会場いっぱいに響かせたいです」と意気込んだ。
武田副市長は「大きな会場での演奏は緊張すると思いますが、その緊張をうまく利用し、普段通りの演奏をしてきてほしい」とエールを送った。 (理)