美幌町の生涯学習の場「明和大学」の卒業・修了式が2月26日、町民会館で行われ、本科生7人が卒業、研修生10人が修了を迎え、それぞれ学長の矢萩浩教育長から証書を受け取った。

　大学は、3年の本科課程と、卒業後に希望者が進む3年の研修課程がある。2024年度は22日の学習日があり、講義やクラブ活動、施設見学や旅行などの特別活動に取り組んだ。

　矢萩教育長は「3年、6年と登校することは、心身ともに健康で学ぶ意欲がなければなしえない努力の証。今後も社会の中で力を発揮いただき、飛躍されることを願っています」と式辞。本科課程を卒業する田中繁代さんが代表して「明和大学で得たものは大きく、心に深く刻まれ、忘れることのできない貴重な宝物」と答辞を述べた。

　卒業生7人は全員が研修課程に進む。修了生10人も全員が卒業・修了生でつくる明和友の会に入会するという。　(浩)