北見市、湧別町、佐呂間町などで構成するサロマ湖100㌔ウルトラマラソン実行委員会が、スポーツ庁などが主催する「スポーツ文化ツーリズムアワード2024」のスポーツツーリズム賞を受賞。さきごろ東京都の文科省で表彰式が行われた。
同アワードは本賞として「スポーツ文化ツーリズム賞」「スポーツツーリズム賞」「文化ツーリズム賞」各1件のほか特別賞3件を設けている。同マラソンは地域の自然環境を生かし、地域ぐるみで開催していることや年々参加者が増加し、様々な分野で経済波及効果を生み出していることなどが評価された。
同マラソンは1986年、日本初のウルトラマラソンとして初開催。87年から正式大会となり、ウルトラマラソンでは初の日本陸連公認レースとなった。毎年4千人以上が全国各地から参加する日本最大級のイベントに成長。サロマ湖の外周を中心とする比較的フラットなコースで記録が出やすいという特徴を持つ。23年には現在の日本記録が誕生。今年6月の大会で40回の節目を迎える。