
北見地区交通安全指導員連絡協議会の研修会がこのほど、北見市内のNiCC芸術文化ホールで開かれた。講演を通して、北見地域の交通事故の状況や交通安全指導員の役割などを学んだ。
北見市(北見、端野、留辺蘂、常呂)と訓子府町、置戸町の1市2町の交通安全指導員ら75人が出席。
同協議会の今野三郎会長はあいさつで、行政(市町村)から委嘱され、地域の交通安全を担う交通安全指導員制度について説明、改めて指導員の役割を確認した。
北見警察署交通課長の鵜川英一郎氏が「令和7年中の交通事故実態等について」、浄土真宗本願寺派紫雲山常楽寺住職の松平斉之氏が「『導く』ということ」と題してそれぞれ講演。常呂町交通安全指導員会の中村弘幸氏は「常呂自治区交通安全指導員のこれまでの活動について」をテーマに事例発表し、「サロマ湖100㌔ウルトラマラソン」での活動などを報告した。
また席上、15年以上交通安全指導員として活動した8人に「交通安全功労者知事感謝状」が贈呈された。 (菊)