
ピアノ連弾A級で初の大舞台に挑戦
北見の佐藤希羽(ののは)さん(三輪小2年)と谷口小羽寧(こはね)さん(西小2年)、谷口紗寧(すずね)さん(西小4年)と清野彩葉さん(東相内小4年)がそれぞれペアを組み、今月31日に東京都稲城市で開かれる第5回グランディール音楽コンクール全国大会のピアノ連弾A級(小学4年生以下)に出場する。練習の成果を発揮しようと4人は張り切っている。
市内の同じピアノ教室に通っている4人は、昨年からそれぞれ4年生、2年生でペアを組み、コンクール挑戦を始めた。グランディールの地区予選、北海道本選ではともにオンライン審査に挑み、初めての全国大会の切符を掴んだ。
予選、本選について希羽さんは「いい演奏ができたと思う」、小羽寧さんは「緊張したけど、うまく弾けた」と振り返る。全国大会出場に紗寧さんは「全国が決まった時はうれしかった」、彩葉さんは「うれしかったけど、(本選では)もうちょっとうまく弾きたかった」とそれぞれ話す。
指導する植田智子さんは「4人ともよく音を聞いて息を合わせて演奏することができます。全国大会でも練習通りに自信をもって素晴らしい演奏ができると思います」と期待する。
全国大会に向け、希羽さんは「テンポを正確に、強弱をしっかりつけてきれいな演奏をして、入賞したい」、小羽寧さんは「最後まで間違えないでしっかり弾きたい」。紗寧さんは「予選よりうまく弾きたい。演奏曲の『スティリアンサーカス』の最後をちゃんと決めて、金賞をめざしたい」、彩葉さんは「聞く人が楽しくなるような演奏をしたい。左右の手のバランスに気をつけて上手に弾きたい」とそれぞれ抱負を語っている。 (菊)