北見商業高校流通経済学科の2年生は15日、㈱道東アークスの協力を受けて開発したスイーツの販売実習を北見市内のスーパーアークス桜町店と同メッセ店で行った。
同科の2年生35人は昨年10月から「課題研究」の授業の一環として、8つの班に分かれて地元の食材を使った商品のアイデアを検討。スーパーチェーンを展開する同社がサステナビリティ活動の一環として試作などを行い、商品化をサポートした。
生徒達は和風スイーツの商品化に取り組むことを決め、地元特産の白花豆を使った商品開発を進めてきた。
同社の協力を得ながら試食や試行錯誤を重ね「白花豆キョンダン」と「どらケーキ」の2種類が完成。白花豆キョンダンは韓国のもち菓子をヒントに、白花豆を生地に混ぜ込んだモチモチ食感のスイーツ。どらケーキは、どら焼きの生地でオリジナルクリームをはさみ白花豆をトッピングした。
桜町店での販売に参加した同科の生徒は「自分達が考えた商品を販売することができ、貴重な経験になりました。思い通りの味を実現してもらい、嬉しいです」と話していた。 (柏)