美幌消防署は消防ポンプ自動車「美幌103」を更新した。新たに油圧切断機など救助資機材を積載したのが特徴で、主に美幌消防団第3分団が運用する。3月28日、消防署で安全祈願祭が行われた。
1994(平成6)年度に導入した前車が30年以上を経て老朽化したため、3696万円を投じて更新した。
新たな美幌103は定員6人。油圧切断機、エンジンカッター、チェーンソー、可搬式のウインチなどを積載。地震などで倒壊した建物からの救助が可能になる。
自動体外式除細動器(AED)も搭載。ポンプ操作盤は、揚水のようすをモニターで確認できるなど、より安全で確実な操作が可能になる。
安全祈願祭には、消防署員、消防団員らが出席。神事で安全な運用を祈った。
美幌・津別広域事務組合管理者の平野浩司美幌町長はあいさつで「岩手、愛媛など全国的に山林火災が発生していることを危ぐしている。安心・安全なまちのため、一丸となり、前を向いて取り組んでいく」と述べた。
団員歴35年以上の菅原克浩第3分団長は「自分にとっては3台目の車両。防火はもちろんだが、資機材を使いこなせるようしっかり訓練したい」と話した。 (浩)