きたみ植物画同好会の第31回きたみ植物画展が、北見市内のまちきた大通ビルコミュニティプラザパラボ3階市民ギャラリーで開かれている。フクジュソウやルピナスなど、身近な植物を細部まで丁寧に描いた48点が展示されている。13日まで。
植物画(ボタニカルアート)は、植物の姿を正確に描くのが特徴。透明水彩絵の具を使い、根や芽、茎、実、葉脈など、植物そのものの姿を作品に表現する。
きたみ植物画同好会の12人に加え、びほろ植物画同好会の4人が賛助出品。北見地方に自生する植物を中心に、花が実になる過程も描いた落花生をはじめ、トウガラシ、カボチャ、玉ねぎといった野菜も並ぶ。また、今回はじめて作品に制作者のコメントを添えた。
長屋ひろ子代表は「植物の生命、不思議さにみんな感動しながら描いています。野菜など、植物の面白さを見ていただければ」と話している。 (菊)