北見書道連盟の第52回会員展が、北見市内のNHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。臨書をはじめ、漢字と仮名交じりで詩などを表現した近代詩文書(調和体)、仮名、写経、篆(てん)刻など、会派とジャンルを超えた34人の34点が展示されている。30日まで(最終日は午後2時まで)。
日ごろそれぞれで活動している同連盟会員の作品が一堂に会する作品展。
92歳の明石孝哉さんの力強い作品「逆境がある」や、細長い木の板に再現した臨書「木簡」、明るい未来を願い淡墨で表現した大字「一燈」など、意欲的な作品が並んでいる。
加藤東虹会長は「みんな力が入っており、心のこもった作品ばかりです」と話している。 (菊)