入り混じる冬と春

2025-04-11 掲載

(北見市/話題)

北見市内の公園にも冬の名残と春の兆し

胸元のオレンジ色が目を引くアトリ == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
胸元のオレンジ色が目を引くアトリ

 日中の最高気温が10度を超える日も出てきて、春本番が近付いている北見市内。つつじ公園に足を運ぶと、冬の名残りと春の兆しの両方を感じることができる。

 園路は日当たりによって、雪が残るところと地面が見えているところに分かれている。訪れる人が少ないこの時期、同公園はアトリやツグミなどの冬鳥のたまり場だ。のんびりと採餌しているが、人の気配に気付くと高い枝へと飛んでいく。

 日当たりのいい場所では、春らしい薄緑色のフキノトウが数株、顔を出す。公園内の沢地も雪解けが進み、小鳥達が冬あかを落とすように水浴びする姿もあった。木の枝では、つがいと思われる2羽のカワラヒワが仲良く並び、子育て前の穏やかな夫婦の時間を過ごしているように見えた。

 季節が入り混じる、この時期ならではの自然の息吹が感じられる。 (理)

ピョンピョンと地面を跳ねるように歩くツグミ == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
ピョンピョンと地面を跳ねるように歩くツグミ
春の日差しに誘われ、顔を出したフキノトウ == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
春の日差しに誘われ、顔を出したフキノトウ
沢地でさっぱり、マヒワの水浴び == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
沢地でさっぱり、マヒワの水浴び

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