北見在住の〝花撮り人〟KANAさん(36)の写真展「咲く仲間展」が、北見市内のコミュニティプラザ「パラボ」3階市民ギャラリーで開かれている。香りゃんせ公園や緑のセンターといった主に市内や近郊で撮影した色とりどりの花など約50点を展示している。20日まで。
2020年から花をテーマに写真を撮りはじめ、SNSで発信、昨年同ギャラリーで初めて写真展を開いた。生まれて初めての写真展は「満足半分、心残り半分で、もっと見せ方とか方法があったのではという気持ちが強かった」。その後、SNSでの活動だけでなくイベントや写真展などを経験し、「成長を自分も見てみたい」と再び同ギャラリーで作品展を開いた。
会場には、訪れた先で出合ったサクラやキク、ラベンダー、ユリ、タンポポなど、それぞれの花の〝表情〟をいきいきと表現した作品がずらり。また、これまで撮りためたという彩雲の写真も並べた。
KANAさんは「私も花を撮ることで元気をもらいました。花の魅力を引き出して、ほっとしたり癒しと思ってもらえるような1枚をめざしています。今後は活動を継続し、花以外の写真にも挑戦したい」と話している。 (菊)