写真が趣味で4日に急逝した北見市端野町の渡部貞二さん(享年86)。本紙掲載を楽しみにしていた渡部さんが生前撮り溜めた作品の一部を紹介する。
渡部さんは「道民芸術祭北見地区写真展(きたみ市民芸術祭)」や「オホーツクの四季・写真コンテスト」など、数々の写真コンクールで受賞していた。病気療養中にも、体調の良い時には写真撮影に出掛けていたという。
そのことを知った記者は渡部さんの家族に、本紙写真コーナーへの掲載を提案。渡部さん本人がデータをまとめ、そのデータは翌日、記者が家族から受け取る予定になっていた。家族は、「好きなことだから、楽しそうにパソコンを見ていた」と話す。
しかしその日、渡部さんは旅立った。 (知)





