〝自分たちのプレー〟で勝利を

2025-05-26 掲載

(北見市/スポーツ)

ゴーセン杯ハイスクールジャパンカップソフトテニス大会

 北見柏陽高校ソフトテニス部の佐々木美空(みく)さん、竹本羽凛(うり)さん(ともに3年)のペアが、4月に帯広市で開かれた第54回ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップソフトテニス2025北北海道ブロック予選大会女子ダブルスで2位に入賞した。佐々木さんは女子シングルスでも3位に入賞。2人は6月18日から札幌市で開かれる全国大会に出場する。「全国でも自分たちのプレーをして、1勝したい」と張り切っている。

北見柏陽高ソフトテニス部
 佐々木 美空さん
 竹本 羽凛さん
いざ全国へ

全国出場を喜ぶ佐々木さん(右)と竹本さん == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
全国出場を喜ぶ佐々木さん(右)と竹本さん

北北海道ブロック予選女子ダブルスで2位入賞

 2人は24年12月の北見地区高校インドアソフトテニス選手権大会、25年3月の北海道高校インドアソフトテニス選手権大会を経て北北海道大会に出場。女子ダブルスは27チームがトーナメント戦で争った。

 2人は準々決勝でシードの旭川実業のチームに4―1で快勝。後衛の佐々木さんの強い球で好機をつくり、前衛の竹本さんが仕留めるのが得意のパターンで「強豪相手に自分たちのプレーができ、勢いが出ました」と振り返る。緊張感などで立ち上がりが遅いことが多いが、この日は序盤から積極的に動けたという。

 決勝は帯広緑陽のチームに0―4で敗れた。佐々木さんは「負けたくやしさ、2位になったうれしさが半分ずつです」、竹本さんは「初めての全国に出場できるのでうれしいです」とそれぞれに結果を受け止める。

 顧問の小林達史教諭は、2人の戦いぶりについて「佐々木が左右に強い球を振り、竹本が勇かんにチャンスを仕留めてくれました」とたたえた。

佐々木さんはシングルスにも出場
今年は萎縮せず戦いたい

 全国に向けて、竹本さんは「強い相手ばかりですが、攻めていきます。練習中の新しいサーブの完成度を上げたい」、佐々木さんは「速い球を打つためにサーブ、レシーブをしっかり入れたい。気持ちで負けず、向かっていきます」と意気込む。

 女子シングルスは18選手が出場。佐々木さんは優勝した選手に敗れたが、3位決定戦を制した。全国は昨年に続いての出場。「昨年は雰囲気に圧倒されたが、今年は縮こまらずに戦いたい」と抱負を述べた。 (浩)

キーワード

  • ソフトテニス

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー