
北北海道ブロック予選女子ダブルスで2位入賞
2人は24年12月の北見地区高校インドアソフトテニス選手権大会、25年3月の北海道高校インドアソフトテニス選手権大会を経て北北海道大会に出場。女子ダブルスは27チームがトーナメント戦で争った。
2人は準々決勝でシードの旭川実業のチームに4―1で快勝。後衛の佐々木さんの強い球で好機をつくり、前衛の竹本さんが仕留めるのが得意のパターンで「強豪相手に自分たちのプレーができ、勢いが出ました」と振り返る。緊張感などで立ち上がりが遅いことが多いが、この日は序盤から積極的に動けたという。
決勝は帯広緑陽のチームに0―4で敗れた。佐々木さんは「負けたくやしさ、2位になったうれしさが半分ずつです」、竹本さんは「初めての全国に出場できるのでうれしいです」とそれぞれに結果を受け止める。
顧問の小林達史教諭は、2人の戦いぶりについて「佐々木が左右に強い球を振り、竹本が勇かんにチャンスを仕留めてくれました」とたたえた。
佐々木さんはシングルスにも出場
今年は萎縮せず戦いたい
全国に向けて、竹本さんは「強い相手ばかりですが、攻めていきます。練習中の新しいサーブの完成度を上げたい」、佐々木さんは「速い球を打つためにサーブ、レシーブをしっかり入れたい。気持ちで負けず、向かっていきます」と意気込む。
女子シングルスは18選手が出場。佐々木さんは優勝した選手に敗れたが、3位決定戦を制した。全国は昨年に続いての出場。「昨年は雰囲気に圧倒されたが、今年は縮こまらずに戦いたい」と抱負を述べた。 (浩)