
生活協同組合コープさっぽろは14日、海岸清掃活動「Hokkaido海のクリーンアップ大作戦!vol・5」を全道各地で実施。このうち北見地区では、常呂海水浴場のごみ拾いを行った。コープさっぽろ関係者のほか、一般からの応募者も含め100人あまりが参加した。
海洋汚染が深刻化するなか、同社は水辺の環境美化を目指し、マイボトルの利用を啓発する「マイボトルエコアクション」を推進してきた。その活動の一つとして、21年に海岸清掃活動を開始。今回で5回目となる。
今回、新たに、砂の中からマイクロプラスチックを取り出す作業も行われた。同海岸の4カ所から砂を集め、ふるいにかけると、マイクロプラスチックがいくつも出てきた。担当者は「今日は砂が湿っていたのですが、砂が乾いていればもっと出てきたかもしれません」と話した。
この取り組みは17日にも実施され、2日間で全道48カ所の海岸、河川、湖を対象に清掃活動が行われた。 (知)