
牛の理想的な体形を競う第22回「JAきたみらい乳牛共進会」が6日、訓子府町内の北見管内畜産総合施設で開かれた。同JA地域の酪農家が育てた乳牛59頭が参加し、健康美を競った。
きたみらい農業協同組合ときたみらい酪農振興会が、乳牛管理のノウハウや地域酪農の発展を目的に開いている。例年7月中旬に開催してきたが、暑さに弱い牛の暑熱対策のため、6月開催とした。
牛の骨格や健康状態、乳房の形などを基準に、未経産、経産牛ごとの月齢別に全13部門で審査が行われた。恵庭市で酪農業を営む福屋栄人氏が審査員を務め、生産者にリードされながら場内を歩く牛達に鋭い視線を送った。
会場では「きたみらい牛乳」の無料配布なども行われ、来場者が酪農を身近に感じた。
最高位賞は、未経産の部で訓子府地区の今野友樹さんが出品した「サンバレー ピリカラ スパイシードツク」、経産の部で北見地区のSecret Ellie Syndicate出品の「エリー スポツト ソフイーナ」が受賞した。 (理)