
大空町商工会青年部(岩原基之部長、部員8人)は7月から、気温30度を超える日に、商工会(女満別本通)と岩原販売所(女満別西1条)で、子どもらを対象に熱中症対策としてかき氷を無料で提供している。暑い日が続く中、商店街の一角で、子どもらがおいしそうにかき氷をほおばっている。
熱中症対策と商店街のにぎわい創出を狙いに7月から開始。予報で気温が30度に達する日の午後1時から5時頃まで、高校生以下の子どもとその保護者を対象に提供している。おなかをこわさない程度に、おかわりにも対応している。
商工会が所有するかき氷製造機を活用。製氷機は、飲食店を営む部員が提供している。
午後に気温34度を記録した17日は、放課後を迎えた大勢の小中学生らが2カ所を訪問。岩原販売所では、子どもらが店舗前のベンチに座ってかき氷を味わった。
友人と岩原販売所を訪れた川端凛空くん(女満別中1年)は「毎日暑いので、とてもありがたい。毎日でも通いたいです」と笑顔で話した。
提供は8月末までの予定。岩原部長は「暑い日が続くので、かき氷で少しでも涼んでもらえたら」と話している。 (浩)