桜で有名な上ところ金刀比羅神社(北見市常川)の麓の沢で、今年もホタルが飛び始めた。干ばつと高温から数は少ないものの、運が良ければ飛び交う様子も見られる。
地元の上ところホタル友の会(中島邦夫会長)によると今年は例年より早い7月10日に現れたが、その後は生息地の沢の水が少なく、見られるのは連日数匹程度だったそう。
訪れた20日は家族連れら20人ほどが来場。午後7時半頃から1匹2匹と光を放ちだし、8時頃になると10匹ほどが飛び交い始めた。「ほーほーホタル来い♪と呼ぶと近づいて来るかも」と中島会長。来場者は「子どもの声に反応して近くに寄ってくるようだ」と感動の声を上げていた。
会場は旧上常呂駅前交差点から南に約1・5㌔。看板を立て道案内している。来場時は長袖で足元を照らす懐中電灯を持参するとよい。観賞期間は8月10日頃までと予想。 (寒)