暴力のない明るく平和な住みよいまちづくりをめざし、北見市内の関係団体と事業所、個人で構成する、北見市暴力追放推進協議会の今年度総会が同市内で開かれた。これに訓子府、置戸両町を含めた北見地区暴力追放推進協議会の総会も同日、開催された。
このうち北見市同協議会の総会にはメンバー31人が出席。顧問を務める辻直孝北見市長が「暴力行為の排除へ気運の高まりがある一方、特殊詐欺やSNSを通じた闇バイトなどの危険が身近に迫っている。善良な市民を悪から守らなければならない」と挨拶した。
市内4自治区、両町の地域性に沿った前年度事業を報告し、今年度も暴力団の資金源を封圧するためのローラー作戦を実施することなど事業計画を決めた。
田巻秀隆会長は「暴力団に関し『利用しない、恐れない、金を出さない、交際しない』の3ない+1運動を徹底し、気の緩みのないよう協力願います」と呼び掛けた。 (寒)