道大会3位入賞「経験生かし後期リーグ優勝を」

2025-08-19 掲載

(美幌町/スポーツ)

中学生サッカークラブ「FC BIHORO U-15」

54年ぶりの中体連地区代表として躍動
小室教育長らに結果報告

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 美幌町を拠点にする中学生サッカークラブ「FC BIHORO U-15」が、7月30日まで上川管内東川町などで開かれた第64回北海道中学校サッカー大会(中体連)で3位に入賞した。選手たちは発足初年度でのメダル獲得を喜び、8月7日、役場で小室保男教育長らに結果を報告した。

 チームは、町内の中学校部活動地域移行第1号として2025年度から活動。美幌町内のほか北見市など近隣からも選手が参加している。

 6月から7月にかけて遠軽町で開かれた第56回オホーツク大会で1位になり、町内の中学校としては54年ぶりに地区代表の座を獲得。北海道大会は16チームのトーナメント戦で争われた。

 1回戦は小樽銭函中(後志)と対戦。ボールを支配したものの得点は奪えず、0―0からPK戦の末に勝利した。2回戦は北斗市拠点校(渡島)に5―0で大勝。多くの時間で相手を押し込んだ。

 準決勝は岩見沢市拠点校(空知)に1―3で敗戦。1、2回戦とは逆に、相手に押し込まれる試合展開を強いられた。

 主将の大西光くん(美幌北中3年)は役場で「岩見沢は、今のチーム力ではかなわない場所にいました。全道の経験を生かし、練習してチーム力を上げ、(参戦中の)後期リーグ優勝を目指したいです」と報告した。

 後半に約40㍍のロングフリーキックを決めて一矢を報いた四宮陽仁くん(美幌北中2年)は「負けはしたが、1点を取れてうれしかったです」と振り返った。

 小室教育長は「すばらしい戦いぶり。これからも上を目指して努力を続けてください」とたたえた。 (浩)

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