
北見高栄中学校陸上競技部が北海道中学校陸上競技大会(7月、室蘭市)で活躍した。
成ケ澤隼人くん(3年)が男子1500㍍で優勝したが、全国大会出場はならなかった。
予選で全国出場標準記録にあと1秒88まで迫ったが決勝では「ラップが遅い上、他の選手に囲まれて出るに出られない展開だった」。ラスト1周で集団がばらけて、最後の100㍍でようやくスパートをかけ、1位になったがタイムは予選より2秒以上遅かった。「集団から抜け出す自信がなかった」と反省する。3000㍍は5位。今後は「チームとして全道中学駅伝、個人では都道府県駅伝選出をめざします」と気持ちを切り替える。
福井慶太くん(同)は男子走り幅跳びで5位。三段跳びにも挑戦しており、全道U16での上位進出をめざす。
髙瀬生楓くん(同)は男子棒高跳びで3㍍50を跳び7位。「全道中学はレベルが高かった」と振り返り「この後はまず3㍍80をめざす」。
浦雪月花(うら・ゆづか)さん(2年)は女子1500㍍を4分58秒32で走り7位入賞。「初めて5分を切れた」と喜び、今後に弾みがついたよう。
4人は、指導の同部顧問・谷川亮太教諭から「気持ちを切らさないこと」や「最後までやり切る」ことを教わっていると口を揃えそれぞれ、次の目標に向かって練習に励む。 (寒)