
北見の、いのこはるきさん(76)の抽象画を中心とした個展が、北網圏北見文化センターラウンジで開かれている。アクリル絵の具やクレヨン、キッチンペーパー、毛糸などを使用した20点を展示している。31日まで。
「見る人に自由に感じてもらいたい」と抽象画はすべて無題。赤、青、黄色といったさまざまな色をドリッピングと呼ばれる技法とジーンズのハギレや毛糸をコラージュするなどして制作した作品が並ぶ。
また、今回は過去に描いた油彩画も3点展示した。
いのこさんは「絵を描き始めて62年になりますが、うまい下手ではなく、好きだからこそ続けてこられたと思います。油彩画も少しずつでも発表していきたい」。また、1万枚を目標に創作を続けており、「ほとんど毎日フェイスブックやインスタ、ブログに作品をあげているので、見てもらえたら」と話している。 (菊)