ペットボトル手選別を体験

2025-08-19 掲載

(北見市/教育)

北見で「こども環境学習会」

ジャイロ作って飛ばしたよ

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 自然や環境問題について学ぶ「こども環境学習会」が6日、北見市クリーンライフセンターで開催された。市内の小学4年生から6年生までの17人が参加し、ゴミについての講義を受け、ペットボトル手選別、工作などを体験した。

 講義では市廃棄物対策課の大和田惇さんが講師を務め、資源ごみについて説明。ゴミの捨て方は自治体によって違うことに触れ、北見市のルールでは、ペットボトルはふたやラベルを外して、中はすすいで乾かし、つぶさずに、ほかのごみと分けて捨てることなどを話した。

 ペットボトル手選別体験では、市内で集められたペットボトルごみが、ベルトコンベアから流れてくると、ラベルの付いたもの、つぶれているものといった、ルール違反のものを選別した。

 体験後、子どもたちから「つぶれているのを見分けるのが少し難しかった」「キャップがついてるものが、見分けにくかった」などの声が聞かれたが、それでも「楽しかった」と笑顔を見せた。

 ペットボトル工作ではジャイロと、ふたでストラップを作った。スタッフがよく飛ぶ投げ方のコツを伝えると、子どもたちは完成したジャイロを廊下で飛ばした。

 最初は緊張気味だった子どもたちも、作業や遊びを通してすっかり打ち解け、楽しそうな笑顔を見せた。

 施設見学では、普段は入れない「中央制御室」も、この日は特別に公開され、ゴミピットでは、ゴミクレーンで持ち上げたゴミを落とす作業も見学した。

 この取り組みは、市が毎年行っているもので、次世代を担う子どもたちが、環境問題についてさまざまな体験や学習を通じて、環境保全意識を高めることを目的としている。 (知)

夢中でジャイロを飛ばす子どもたち == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
夢中でジャイロを飛ばす子どもたち

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