
国際ソロプチミスト北見と北見市観光協会主催のチャリティー寄席が12日、北見市内のホテル黒部で開かれ、旧常呂町出身の落語家、橘家富蔵氏が高座を務めた。
富蔵氏は1955年、旧常呂町出身。札幌大学時代は落語研究会に所属し、卒業後は上京して落語家の道を進んだ。1995年、真打に昇進し、初代橘家富蔵を襲名。古典落語を得意とし、テレビやラジオ、パーティーの司会など多方面で活躍している。きたみ観光大使を務める。
富蔵氏は、地元ネタや時事ネタを交えた小噺をはじめ古典落語の「お見立て」、大喜利などを披露。長年培った話芸と親しみやすい語り口で観客の笑いを誘っていた。
今回の益金の一部は、社会貢献事業に役立てられる。 (柏)