
北見の絵画サークル・イーゼルクラブの第16回油彩画展が25日までNHK北見放送局ぎゃらりーで開かれている。
新加入の2人を含む会員7人と指導する阿部賢一氏が風景画を中心に15~30号の18作品を発表した。
現地で描く手法を大切にしており、気に入った場所に視点を当てる会員が多い。まちはずれの「晩秋の柏木地区」や「坂道」、郊外の「待春の農場」などさりげない景色が目に和む。
野付牛公園の「木々にかこまれた公園」は7月に描いた。作者は「暑くて大変だった」と話し、緑色の使い分けで涼しさを演出している。池のほとりの管理棟が特徴的な柳の木とともに描かれ、今にとっては永久保存版だ。
市民講座の受講生で組織。財政健全化で講座は終了したが「あちこち北見のよいところを見られました」と会員達。ピアソン記念館をモチーフにした4人の作品を見比べるのも楽しい。午前9時半~午後5時、最終25日は午後2時まで。 (寒)