
美幌町内で介護老人保健施設アメニティ美幌などを運営する社会医療法人恵和会(札幌市、西澤寛俊理事長)と美幌町が20日、森林整備協定を結んだ。
協定で、恵和会は日並の町有林(FSC認証林)1・24㌶にカラマツ2480本を植え、間ばつなどの管理費用を負担する。9月14日(日)には法人や関連法人の職員、家族らが参加して植樹式を行う。
締結は2008(平成20)年から17回目。恵和会は締結した町有林を「みらいの森」と名付けており、17回の合計で、面積は22㌶、植えたカラマツは4万4600本余りに及ぶ。
20日は役場で調印式が行われ、平野町長、西澤理事長が協定書に署名して交換。西澤理事長は「社会貢献、SDGsに基づく活動。今年も大自然の中で心と体をいやし、命の循環を感じながら植樹するのを楽しみにしています」とあいさつ。平野町長は長年の締結にお礼を述べ「医療と環境を結びつける取り組み」とたたえた。 (浩)