
北見市のふるさと納税の返礼品は海産物や農産品、ワインなど約900種類。新たなPR策として始めたキャンペーンは、返礼品を「「食べている」、または「調理して食べている」時の〝おいしい顔〟を収めた写真を募集している。
ふるさと寄付の返礼品は、専門サイトなどで簡単にチェックできる。今回のキャンペーンは、従来の〝返礼品そのもののPR〟から視点を変え、返礼品を食べている表情を収めた写真を通じて、ふるさと納税への関心を高める狙いだ。
応募作の中から抽選で選んだ作品約20点は、市の広報誌の表紙に使用する。また、市のHPや公式SNSなどでも紹介する考えだ。
キャンペーン1回目の応募期間は今月31日まで。2回目は9月1日~10月31日までとなっており、いずれも抽選による合計40人(各回20人)に「北見市のオススメをプレゼント」(HPより)する。
市のふるさと寄付額は増加傾向にある。23年度は約27億円、24年度は概算で約31億円と見込んでおり、貴重な財源となっている。
今回のキャンペーンを企画した市市民の声を聞く課は「北見市以外に住む知人や友人などにキャンペーンの内容を伝えてもらうことで、ふるさと納税に関心を持つ人が増えてくれたら」と期待している。
キャンペーンの応募方法については、市のHPで紹介している。
問い合わせは、市市民の声をきく課(0157-25-1123)へ。 (大)