ふるさと納税促進へ新たなPR策

2025-08-25 掲載

(北見市/社会)

返礼品を食べる・作るときの〝おいしい顔〟写真募集中

 北見市は、ふるさと納税の新たなPR策として、返礼品を食べている様子を収めた写真を募集し、広報誌に活用するほか、抽選で特産品を提供するキャンペーンを始めた。市は、ひっ迫する財政立て直しの一環として、2025(令和7)年度のふるさと納税寄付額を50億円としており、今回のキャンペーンで〝目標達成〟の後押しをしたい考えだ。

抽選で「北見市のオススメ」をプレゼント
市外に住む友人・知人らに伝えて

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 北見市のふるさと納税の返礼品は海産物や農産品、ワインなど約900種類。新たなPR策として始めたキャンペーンは、返礼品を「「食べている」、または「調理して食べている」時の〝おいしい顔〟を収めた写真を募集している。

 ふるさと寄付の返礼品は、専門サイトなどで簡単にチェックできる。今回のキャンペーンは、従来の〝返礼品そのもののPR〟から視点を変え、返礼品を食べている表情を収めた写真を通じて、ふるさと納税への関心を高める狙いだ。

 応募作の中から抽選で選んだ作品約20点は、市の広報誌の表紙に使用する。また、市のHPや公式SNSなどでも紹介する考えだ。

 キャンペーン1回目の応募期間は今月31日まで。2回目は9月1日~10月31日までとなっており、いずれも抽選による合計40人(各回20人)に「北見市のオススメをプレゼント」(HPより)する。

 市のふるさと寄付額は増加傾向にある。23年度は約27億円、24年度は概算で約31億円と見込んでおり、貴重な財源となっている。

 今回のキャンペーンを企画した市市民の声を聞く課は「北見市以外に住む知人や友人などにキャンペーンの内容を伝えてもらうことで、ふるさと納税に関心を持つ人が増えてくれたら」と期待している。

 キャンペーンの応募方法については、市のHPで紹介している。

 問い合わせは、市市民の声をきく課(0157-25-1123)へ。 (大)

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  • ふるさと納税

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