
文芸作品を持ち寄り、作者と読者が交流する北見で初めての「北見文芸フリマ」がこのほど、北ガス市民ホール(北見市民会館)で開かれた。出店者、来場者合わせて約250人が参加。自由に本を手にとったり、作者と会話をするなど老若男女で賑わいをみせた。
作り手と読者が直接会って感想を伝え合う場、また地域で文化活動をする人達の作品を発表する場として初めて開催。北見と近隣で活動する団体を中心に37団体が42ブースに分かれて出店した。
会場には、それぞれ制作した小説、短歌、俳句、川柳、エッセイなどの自費出版や同人作品をはじめ、「文芸北見」の貴重なバックナンバーが並んだほか、絵葉書といったグッズも並んだ。
出店者は「読者との距離が近く、交流できて楽しい」と笑顔。実行委員代表の春木のんさんは「予想以上の方に参加していただけました。こんなに文芸を愛している方がいることが知れて、とてもうれしいです」と話していた。 (菊)