
北見市留辺蘂町の道の駅おんねゆ温泉果夢林の館に、観光情報などの質問に応える「AIコンシェルジュ(音声対話型AIシステム)」が登場。10月1日から実証実験がスタートしている。
北見市と「ICT環境を活用した地方創生に関わる連携協定」を結ぶ、㈱アイエンター(本社・東京)との取り組み。
同施設のAIコンシェルジュは、日本語のほか英語や中国語など5つの言語に対応。モニター画面のキャラクターが音声による質問に会話形式で、観光、道路、防災などの案内や情報を提供する。画面に表示された二次元コードをスマホで読み取り、情報を見ることも可能。海外からの観光客も多いため、繁忙期などの職員に代わる対応や観光客が求めている情報のデータ収集などを期待して設置した。
実証実験前のお披露目会では、同社の社員が画面のキャラクターに向けて「道の駅でおすすめのお土産は?」といった質問や英語で呼びるデモンストレーションを行った(写真)。
利用は、同施設開館時間の午前9時~午後5時半。今後はバージョンアップなどを行いながら、来年9月30日まで実証実験を行う予定。(菊)