野良猫対策として、網走市は今年度、不妊・去勢手術費の補助制度を創設し、これまでに50匹以上の利用があった。また、野良猫の捕獲器の無料貸し出しもスタートさせ、利用を呼びかけている。
市には以前から、野良猫に関する相談や苦情が寄せられている。猫は1年間で2回出産することなどから、野良猫対策を求める市民は少なくないのが現状だ。
市の補助制度は、飼い主のいない猫を飼育管理している市民が対象。不妊手術の場合は1万1千円、去勢手術は5500円を補助する。10月9日時点で、55匹の補助申請を受理している。
捕獲器の無料貸し出しは、市民からの要望を受けて実現。条件を満たした市民に貸し出し、野良猫の不妊・去勢手術を推進する狙いだ。
問い合わせは市環境対策係(0152-67-5418)へ。 (大)