
美幌町身体障害福祉協会(松浦和浩会長)がこのほど、身体障がいがあることを周囲に知らせる缶バッジを作った。12日、会員がバッジを着けて町内で赤い羽根共同募金の街頭募金を行い、募金に加えてバッジもPRした。
バッジは2024年以降、会員同士が意見交換。視覚や聴覚障がい、内部障がいなど障がい別などにさまざまなマークや標識がある一方で「障がいの部位を示すことに抵抗がある」「身体障がいがあることだけをわかってもらえたら」などの声を踏まえてデザインを決めた。
作成したバッジは直径3・2㌢で、白地に青色の文字で「身体に障がいがあります」とシンプルに表示。「ご理解のほどお願いします」の文字を添えた。
募金活動と共にPR
希望者に配布へ
12日は会員がバッジを着けて、シティびほろ店前で赤い羽根共同募金の街頭募金を実施。バッジの趣旨を伝えるパネルも展示した。松浦会長は「障がいがあることに気づいてもらえることは、外出時の安心につながります。覚えていただけたら」と話している。
バッジは希望者に配布する。問い合わせは、協会事務局の美幌町社会福祉協議会(0152-72-1165)へ。 (浩)