国民スポーツ大会男子砲丸投げ少年Bで5位

2025-10-28 掲載

(北見市/スポーツ)

北見藤高1年・工藤 龍祈選手
全国大会入賞の活躍

 北見の陸上競技クラブ、オホーツクACの選手が年代別に競う全国大会で3年連続入賞を果たす活躍をみせた。工藤龍祈選手(北見藤高1年)は国民スポーツ大会男子砲丸投げ少年B(6日、滋賀県彦根市)で5位、松井維吹選手(北見小泉中3年)は日本陸連の第56回U16陸上競技大会男子走り高跳び(19日、三重県伊勢市)で7位。それぞれ素晴らしい成績を収めた。

北見の陸上競技クラブオホーツクACの2選手 
冬季に体追い込みさらなる飛躍目指す

工藤選手(左)とオホーツクACの本間勝人コーチ == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
工藤選手(左)とオホーツクACの本間勝人コーチ

 工藤龍祈選手が北海道チーム代表で出場した同種目は、主に高1と中3を対象としたカテゴリー。一線級の選手だけが出場できる。

 工藤選手は尻上がりに調子を上げるタイプ。心配された1投目は15㍍61(5㌔)。まずまずの出だしだったが、周りもぐんぐんと記録を上げ、決勝はぎりぎり8番目で通過。4投目で伸ばしさらに勝負の5投目で16㍍31を投げ順位を上げたが、最終6投目は失敗した。

 会場で見守ったオホーツクAC代表の金子航太さんは「ここ一番で力を出し切れなかった」と振り返る。16㍍86の自己ベストを持ち今大会ランキング2位で臨み、残念そうな工藤選手に「全国5位だよ」と声を掛けたそう。

 今シーズンはケガの治療から始まった。

 昨年暮れ、練習中に軸足の左足首を骨折し1カ月間入院。リハビリ中のシーズンインだった。春の大会をパスし夏の全道高校、インターハイそして国スポと忙しく駆け巡った。

 夏シーズンのためには「冬季練習が大事」というのが投てき選手・工藤選手のポリシー。同世代の選手が伸びてきているのが気掛かりで、これからのオフシーズンは「体を追い込む」覚悟だそう。 (寒)

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