北見在住の人形作家・皆川優子さんと仲間達の「Nord Dolls Ainisse人形展」が、NHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。皆川さんと指導する生徒15人、招待作家3人による、球体関節人形など約100点が展示されている。10日まで(最終日は午後2時まで)。
生徒の作品展示は2年ぶり。会場には、それぞれの世界観に合わせて小物や展示方法にこだわった、個性豊かな作品がずらり。さまざまな表情を見せる球体関節人形だけでなく、固定ポーズ人形やぬいぐるみ、ケースの中を覗くと〝何かがいる〟おばけやしきのようなアイデアいっぱいの作品が並ぶ。
招待作家は、遠軽在住の自然史造形作家・北野正洋さん、北見在住のアトリエ「いとをかし CANDLE lab」インストラクター吉本隼さん、清里在住の人気人形作家・大山雅文さん。道内外で活躍する3人の作品も、ひときわ強い存在感を放つ。
皆川さんは「自分のお気に入りの人形を見つけて、非日常の空間を楽しんでもらえたらうれしいです」と話している。
なお、9日(日)午後1時から会場で、北野さんが恐竜など生き物についての質問に答える「北野先生になんでも聞イテ!」が行われるほか、8日(土)午後4時半~9時半、市内のカフェ遊木民族で「キャンドル人形展」が開かれる。(菊)


