
大空町内にあるゴルフ場「女満別ゴルフコース」の土地を所有する企業が、ゴルフ場を閉鎖して太陽光発電パネルを整備する計画に対し、地元経済界などによるゴルフ場の「存続を求める会」(河西悟代表)は先日、集めた署名2万8518筆と113事業者などからの要望書を松川一正町長らに提出した。
同会は今年7月に発足し、ゴルフ場の存続を求める署名活動を展開。10月5日時点で、直筆での署名6282筆、オンライン署名2万2236筆が集まった。
関連企業に署名提出へ
国に法整備など要望も
同会は先日、松川町長らに署名と事業者からの要望書を提出。松川町長らは今月中にも上京し、関連事業者に署名(写し)などを手渡す。また、資源エネルギー庁に大空町の現状を報告するほか、国に対して法整備などを要望する考え。
当初、同ゴルフ場の土地を所有する企業は今年11月にゴルフ場を閉鎖する考えを示していた。しかし、地元の反対を受けて、閉鎖時期を延期する方針を町に伝えている。 (大)
