北見の宮中洋子さん(85)の絵画個展が、NHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。油彩画、水彩画、パステルアートの〝三刀流〟の作品27点が展示されている。17日まで(最終日は午後2時まで)。
宮中さんは1989(平成元)年からパステル画を始め、その後水彩画、油彩画のグループにも所属するなど、表現の幅を広げていった。
会場には、海に残っている流氷を初めて見た感激を、水彩画と油彩画の両方でそれぞれ表現した「残氷Ⅰ~Ⅲ」をはじめ、北見や近郊、岐阜、長野、沖縄といった旅先の風景、静物を描いた水彩画12点、油彩画13点を展示。また第16回全日本パステルアート展(全日本パステルアート連盟主催)で入賞、入選したパステル画「ミッキー大好きⅠ、Ⅱ」も並べた。
「見てさわやかな気持ちになれるような絵をめざしています。いつも悩みながら描いていてまだまだですが、水彩画と油彩画の違いなどを見てもらえたら」と話していた。 (菊)
