まだ、赤ちゃんドラゴン

2025-12-10 掲載

(北見市/話題)

常呂川、モザイク薄氷
結氷の第一歩スタート

四季〝いろ撮る〟

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 最低気温が4日から6日にかけて3日連続マイナス10度以下になり、寒さが本格的になってきた常呂川では、結氷の初期段階が始まった。モザイク状の薄い氷が、できては消えてを繰り返しながら、これから完全結氷へと成長してゆく。

 北見市端野町二区と協和の境を流れる常呂川では、上流から流れてきた直径1㍍ほどの〝流氷〟が、パズルを埋めるように緩い流れの淵に集まった。一つ一つがくっつき、やがて大きく成長し、常呂川河口で見られる「ドラゴンアイス」の原材料となる。まだドラゴンの赤ちゃん段階だ。

 市常呂でも5日は今季最低のマイナス10・3度を観測。市観光協会常呂支部によると、この日、常呂川下流で薄い板状の氷が張ったそう。同支部が名づけた風物詩のドラゴンアイスの原材料になるには、まだ厚さが足りないという。ドラゴンアイスが出現するのは今月中旬以降と予想している。 (寒)

白鳥夫婦も〝流氷〟から退避(5日午前7時半ころ、北見市端野) == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==
白鳥夫婦も〝流氷〟から退避(5日午前7時半ころ、北見市端野)

キーワード

  • モザイク薄氷
  • ドラゴンアイス

関連記事

検索フォーム

キーワード

地域

表示順

 

カレンダー