インフルエンザにかかったら?−厚労省Q&Aより

2025-12-10 掲載

(その他/社会)

異常行動に注意を(下)

 インフルエンザ患者の異常行動に関する情報を厚生労働省のウェブサイト「インフルエンザQ&A」から紹介します。

事故防止対策や行動例を紹介

Q 異常行動による転落等の事故を予防するため、どのようなことに注意が必要でしょうか?

A インフルエンザにかかった際は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類にかかわらず、異常行動が報告されています。

 インフルエンザにかかり、自宅で療養する場合は、抗インフルエンザウイルス薬の服用の有無や種類によらず、少なくとも発熱から2日間は、保護者等は転落等の事故に対する防止対策を講じて下さい。

 なお、転落等の事故に至るおそれのある重度の異常行動については、就学以降の小児・未成年者の男性で報告が多いこと、発熱から2日間以内に発現することが多いことが知られています。

<転落等の事故に対する防止対策の例>

 ・玄関や全ての部屋の窓の施錠を確実に行う(内鍵、補助錠がある場合はその活用を含む)

 ・ベランダに面していない部屋で寝かせる

 ・窓に格子のある部屋で寝かせる(窓に格子がある部屋がある場合)

 ・できる限り1階で寝かせる(一戸建てにお住まいの場合)

<異常行動の例>

 ・突然立ち上がって部屋から出ようとする

 ・興奮して窓を開けてベランダに出て、飛び降りようとする

 ・自宅から出て外を歩いていて、話しかけても反応しない

 ・人に襲われる感覚を覚え、外に飛び出す

 ・変なことを言い出し、泣きながら部屋の中を動き回る

キーワード

  • インフルエンザ

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