
昨年末に休刊した地元紙「置戸タイムス」で親しまれていた年末恒例企画「私が選んだ10大ニュース」が、地域おこし協力隊と図書館によって復活し、現在、町民らに投票を呼び掛けている。
同企画は、町の一年を総括する名物企画として、毎年約20項目のニュース候補の中から読者の投票で順位を決める形で親しまれてきたが、同紙の休刊に伴い途絶えた。今回は地域おこし協力隊の馬場裕之さんが中心となり、「タイムスを懐かしみながら、町の一年の出来事を振り返り、お茶飲み話を楽しんでほしい」との思いから、「みんなで決める10大ニュース」として企画した。
11月に町民から10大ニュースの候補を募集し、「開町110周年」「児童館建設が着工」「町産ブドウ100%ワインが発売」など22項目を選出した。投票は町民以外からも受け付けており、図書館と中央公民館に設置した投票用紙から10項目を選び、26日(金)までの投函を呼び掛けている。得票数の多い順に10大ニュースを決定し、その結果を図書館で来年1月6日から18日まで掲示する。
馬場さんは「候補に挙がったニュースの中にも知らないことがあり、新しい発見になった。楽しみながら、ぜひ参加してほしい」と話している。 (理)