昨年12月末に休刊した地域新聞「置戸タイムス」と地域とのかかわりを振り返るトークセッションイベントが21日(金)午後6時~7時半、置戸町図書館の夜間開館に合わせて開かれる。入場無料。
町地域おこし協力隊の馬場裕之さん(31)が企画。佐賀県から2023年6月に着任し、オホーツクには地域に密着した郷土新聞が多く存在することに驚いたそう。その一つだったタイムスの休刊から3カ月。73年にわたり置戸の「今」を伝えてきたタイムスが果たしてきた役割や今後の生活に及ぼす影響についてともに考える機会にしたいと、イベントを考えた。
当日は紙面発行を支えた置戸タイムス社の田村昌文社長、山本勲前社長、北山雅俊編集長、佐久間光昭編集委員の4人を招き、記者時代の苦労や知られざる廃刊の危機などを振り返る。聞き手役を務める馬場さんは「このイベント自体が郷土資料になると思います。町内外の方にご参加いただければ」と呼び掛けている。
問い合わせは同館(0157-52-3202)へ。 (理)