
佐呂間町の夏川真規子さん(38)は、11月23日に東京で行われた「ベストボディジャパン2025日本大会」に出場し、フィットネス部門レディースクラス(35歳~49歳)で準グランプリを獲得。同部門の総合3位にも選ばれた。大会には総勢約700人が出場し、観客は2千人を超えた。
8月の北海道大会で優勝し、日本大会出場を決めた。その後、地域枠を越えて出場した東京大会(地区予選)でも頂点に立った。さらに、今回新たに設けられた「プロ契約」を結ぶ権利を獲得した。夏川さんは、「北海道でこの権利を得たのは私だけなので、とても光栄です」と笑顔で語る。
体づくりを始めたのは5年前。子どもの塾が北見にあり、その送り迎えの合間の時間を使い、ダイエット目的でジムに通い始めた。昨年、トレーナーの勧めで北海道大会に初出場して準グランプリを獲得し、日本大会でもトップ10に入った。
現在もトレーナーの指示を受けながらトレーニングに励んでいる。「限界を越えるには人の助けが必要。やる気が出ない時には背中を押してくれるので助かります」と感謝を述べる。ジム以外にも自宅で週5~6日、約2時間のトレーニングを続けている。
普段の食事は、漁業に携わっていることもあり、鮭やホタテ、マグロや牡蠣などの魚介類が中心。「食事は朝、昼、夕、夜の4食。PFC(タンパク質、脂質、炭水化物)バランスを考え量を計って、トレーニングに合わせて食事をします」と話す。
北見市生まれで結婚するまで北見市で暮らしていた夏川さんは、「北見でボディメイクをする人が増えたら嬉しいです。来年は日本1になります」と力強く語った。 (知)
