美高生と平野町長、小室教育長が語り合う

2025-12-29 掲載

(美幌町/社会・教育)

まちづくりミーティング

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 美幌町の平野浩司町長、小室保男教育長と美幌高校の生徒の「まちづくりミーティング」が23日、高校で開かれた。「美幌町の豊かさって何?」をテーマに意見を交わした。

 ミーティングは、若い世代の声を町政に反映させようと、平野町長が就任後から開催。これまでに商工会議所やJAの青年部、子育て中の保護者らを対象に開き、高校生は今回が初めて。

 高校からは生徒会長の吾妻凛さん(2年)ら生徒会執行部の9人が参加。平野町長、小室教育長と車座になって意見を交わした。

 この日のテーマは「高校生が考える美幌町の魅力」「世代の壁を越えるつながりの場として高校生が思い浮かぶこと」。「魅力」では「星空がきれい」など自然の豊かさや「いろいろな祭りがある」などの声が上がった。

 「つながりの場」では「一緒に体を動かし、ボードゲームができる施設」のほか、子どもの頃にコミュニティセンターに通い、大人に勉強を教えてもらった経験から「部活後の時間帯でも利用できる学習スペースがあれば」という声もあり、小室教育長は「何とかしたいと思っています」と答えた。

 平野町長は「きてらす(木育施設)の拡大版を作るべきという声もあり、ふれあいの場をどう設けていくか考えていきます。皆さんと年齢は離れているが、気持ちは理解したい」と話し、高校生たちが多くの提案をしたことに感謝した。(浩)

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