
美幌町身体障害者福祉協会は23日、会員の救急時に、救急隊員によるマイナ保険証の閲覧を事前に承諾することを美幌消防署に書面で提出した。
マイナ保険証は、2025年10月に始まったマイナ救急に伴い救急時の運用を開始。かかった病院や、処方された薬などが保険証に記録され、搬送中により適切な応急処置や円滑な病院の選定などが期待できる。
通常のマイナ救急の流れでは、通信指令室の指令員が通報者にマイナ保険証を準備するよう依頼し、救急隊員が同意を得て閲覧するが、協会はこれを事前に承諾し、あらかじめ把握してもらうことで、よりスムーズな対応に期待している。
23日は松浦和浩会長らが消防署を訪問。23日までに承諾した会員38人の承諾書を、亀井勝彦署長に手渡した。
救急隊員到着時に通報者が意識を失っているなど緊急を要する場合には、同意がなくても隊員が自らの判断で閲覧できることにはなっているが、松浦会長は「通報者の家族が動転してしっかり対応できない事態なども考えられるので、あらかじめ把握してもらえることはありがたい」、木下啓子副会長も「障がいのこともあり、万が一の時の安心感が違います」と話した。
また、協会は同日、マイナ救急の周知を図ることも合わせて要望。亀井署長は「まだ保険証がひもづけ(利用登録)されていないケースも多く、PRしたい。皆さんもお力を貸していただけたら」と話した。 (浩)